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私たちはいつも色を無意識に感じ取っている

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世の中の因果関係は、AをすればBになるという明快なものだと考える人がいるかもしれません。
しかし、スイッチを押せば必ず動くといったような「確実さ」を色に求めることは不自然です。
原因と結果が常にあるわけではありません。
自然や人間はそれほど単純ではないのです。
最後に、ハンフリーの実験の続きを見ておきましょう。
赤と青の部屋では、サルは常に青の部屋を好みました。
この実験を行ったハンフリーによると、ハトも、人間も、また生後15日の赤ん坊も
おおむね同様の反応を示すといいます。
しかしこの実験にはもう一つオマケがあります。
何も映っていないスクリーンに色を投影して見せると、やはりサルは圧倒的に赤より青を好みました。
ところが、このスクリーンに面白い何かが映ってしまうと、それが赤でも青でもサルには全く関係がなくなってしまいます。
つまり、サルの気持ちが色に反応している体に向いていれば、彼らは色に影響を受けた行動をとります。
しかし自分に向けていた気持ちが、外からの刺激に反応するやいなや、色がどんなに体に働きかけても、
そこからの影響に気づけなくなるのです。
体に反応が起きても気づかないという事実は、恐らく人間も同じです。
意識がどこを向いているかで、人の感じる世界は変わってしまいます。
そう考えると、原因と結果という単純なイメージで、人間の行動を測れないこともわかるでしょう。
ならば、色は無力なのか・・・いや、色は自然の流れと同じ速度で、ゆっくりと、
しかし確実に私たちの無意識に働きかけます。
それは生き物の進化にまで影響を及ぼすほどの力なのです。
人々が信じようと信じまいと、色は常に人の心に、あなたの心にも、囁きかけているのです。




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